オフィスや店舗・工場をお持ちの皆さん、職場にある業務用エアコンの掃除はどうしていますか? 業務用エアコンの掃除というと、大掛かりに思えておっくうに感じる方も多いことでしょう。とはいえ、やらないわけにもいきませんよね。
そこで今回は、どうしてエアコン洗浄をするべきなのか、その効果や、業者に洗浄を依頼する場合のメリットについてご紹介します。
■業務用エアコンの異常は汚れが原因かも?
外見が汚く見えなくても、ある程度使用した業務用エアコンは洗浄する必要性があります。なぜなら、エアコン内部にカビや雑菌などが繁殖し、ニオイや汚れの原因となっている可能性があるからです。
特にこんな症状の業務用エアコンは、内部の汚れを疑ってみましょう。
・エアコンの効きが悪い(冷えにくい、暖まりにくい)
・嫌なニオイがする
・エアコンの吹き出し口が結露して水漏れ・水飛びがする
・風が弱く、異音がする
といった症状があらわれた場合には、エアコン内部の洗浄を検討するとよいでしょう。
■汚れた業務用エアコンを使うと起きる問題
エアコンが汚れ上記のような症状が見られると、さまざまな問題が発生します。
① 電気代がかさむ
汚れの溜まった熱交換器とファンから汚れたフィルターを通って風を送り出すことになるため、エアコンに負荷がかかり、目標の設定温度にするために大きなパワーが必要となってしまいます。結果として電力消費量が増え、電気代がかさみます。
② 故障の原因
効きの悪い業務用エアコンをそのまま使い続けると、エアコンに負担がかかり、故障を招いて寿命が短くなる可能性が上がります。
③ 健康被害
送風口から出てくる空気に多くのほこりやカビを含むようになってしまいます。そのため、その部屋で過ごす従業員やお客さまに対して、嫌なニオイによる不快感を与えてしまったり、健康被害の危険性が心配されたりする状況になりかねません。
お客様を健康被害から守り、効率のよい業務を進行させるためにも、汚れた業務用エアコンは定期的に洗浄する必要があります。
■業務用エアコン洗浄をすればこんな効果が!
上記のような問題を解決するには、業務用エアコンの洗浄が必要です。洗浄によりエアコンがきれいになれば、温度や風量を効率良くコントロールできるため、節電効果が期待でき、無理な使用による故障のリスクが下がります。エアコン内部からカビやほこりなどを排出することもなく、健康被害も予防できます。
■業務用エアコン洗浄はやはりプロに任せるのが一番
昨今は、業務用エアコンを自分で洗浄するための方法がインターネットでも紹介されています。しかし、専門業者による洗浄に比べると、効果は低くなってしまうのです。
プロによる業務用エアコン洗浄なら、天井埋め込み型エアコンのための高所作業・大型エアコンの難しい部品分解・専用機器によるタール状の油汚れ・タバコの脂など頑固な汚れの徹底洗浄など、素人には難しい作業も可能です。また、室内機だけでなく室外機のクリーニングや、洗浄後の動作確認まで責任を持って対応してもらえます。
このような業務用エアコンの専門的な洗浄は、店舗や工場なら約3年ごとに、また事務所や福祉・医療施設などの場合は、約5年に1度を目安に計画されることをお勧めします。
また、業務用エアコンの動作に異変を感じる場合には、使用期間にかかわらず、すぐに業者に相談しましょう。
業務用エアコンは、社員やお客さまが出入りする環境で毎日活躍する備品です。それらをきちんと手入れすることで、稼働効率の面だけでなく、事業経営者として人々の健康へのリスクを下げられます。皆が安心・快適に過ごせる空間を作り出すことは、経営者としての責任でもあるといえるでしょう。
東京都武蔵村山市に拠点を構える江郷エンジニアリングは、東京都内や埼玉県、神奈川県などのオフィスや店舗、工場などの業務用エアコンのメンテナンスや取り換え工事を行っております。
業務用エアコンに対するご質問やご相談はもちろん、空調・配管工事を行う総合設備業者としても様々なご依頼を受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。